Report | 2025.12.11 up
2025 NEALS Annual Meeting(北米ALSコンソーシアム)に参加しました。
2025年10月7日~10日フロリダ州タンパのクリアウォータービーチで行われたNEALSの年次大会に、中山優季が参加しました。
昨年も同会場で開催の予定でしたが、ハリケーン襲来により水没し、急遽web開催となったため、リベンジの会でもありました。
対面での参加としたのは、分科会の一つである呼吸ケアワーキンググループによるワークショップがあるためでした。本コンソーシアムは、治験の活性化を目的にしたものでありますが、同時にALSケアの質の向上も目指しており、多職種を対象にハンズオンを取り入れた形でのセミナーが行われました。
呼吸ケアワーキンググループは、Young医師(ニューヨーク州立アップステート医療大学(SUNY Upstate))をリーダーとしたグループで、呼吸管理に関する講義の後、呼吸療法士や機器供給会社の協力のもと、NIV機器、排痰補助装置、リモート呼吸機能検査の体験を実施しました。
NEALSは30周年を迎え、歴史を振り返りながら、これからの発展を願う節目の会に参加できましたことに、感謝しています。
ポスターセッションでの発表。
Investigation of the Timing of Enteral Nutrition Initiation in patients with tracheostomy invasive ventilation (TIV)
Pamela A. Cazzolli(ALS Care Project)、中山優季(難病ケア看護ユニットリーダー)