Report | 2022.12.13 up

お茶の水女子大学 - 東京都医学総合研究所 連携・協力に関する協定締結記念キックオフシンポジウムで講演しました

 
左は、中山優季氏(難病ケア看護ユニットリーダー)

お茶の水女子大学(以下、「お茶の水大」) - 東京都医学総合研究所 連携・協力に関する協定締結記念キックオフシンポジウムが2022年3月2日にオンライン方式で開催されました。  

 開会挨拶の後、当研究所田中理事長及びお茶の水大の佐々木泰子学長からのご挨拶、来賓挨拶として、事業推進担当の渋谷恵美部長及び文部科学省産業連携・地域振興課の井上睦子課長よりご挨拶いただきました。続いて、当研究所正井所長及びお茶の水大の太田裕治副学長から各機関の紹介を行いました。その後、両機関の研究について講演として、当室から、中山優季ユニットリーダーより、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)における意思伝達維持を目指した集学的研究」と題する講演を行いました。医学や看護学領域ではない学生の方々にも身近に感じていただけることを願い、難病によって生活が制限され、さらに意思伝達まで難しくなる現状、その克服を目指した取り組みを紹介しました。  

 その後、当研究所で研究しているお茶の水大の学生さんから、当研究所で研究を行うことになった経緯や研究生活、研究内容等の紹介がありました。  

 今回のキックオフシンポジウムを契機として、今後、両機関がさらに人や物そして知識の交流・協力を深め、双方における教育研究活動を相乗的に推進していくことが期待されます。  

 近年、当室には研修生が在籍していません。若い方々のエネルギーや探求心を肌で感じ、ともに育っていけるように、今後は、関心のある方の受け入れを積極的に進めていきたいと思いました。